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暗殺 国際法違反 ビンラディン 米紙 声明 [ニュース]



 【ニューヨーク=青柳知敏】米紙ニューヨーク・タイムズ(電子版)は十日、国際テロ組織アルカイダ指導者ウサマ・ビンラディン容疑者の息子オマル氏(30)らがオバマ米政権による同容疑者の殺害を激しく非難し、「暗殺は国際法のみならず、公平に裁判を受ける権利さえも無視した」と主張する声明内容を報じた。
 同紙によると、声明はオマル氏の回想録の出版に協力した米国人作家が提供。イラクのフセイン元大統領が拘束時に処刑されず、裁判で断罪されたことなどを例に出し「世界に真実を示すため、拘束して裁判にかけるべきだった」とする内容と伝えている。
 声明はその上で「(米国による)恣意(しい)的な殺害は政治問題の解決にはならない」と主張。殺害そのものについては「武装していない男女の処刑を命じた米大統領を糾弾する」と批判しているという。
 オマル氏は同容疑者の十九人いる子供の一人。父親と決別し、二〇〇〇年にアルカイダを離脱した。
 〇九年には英誌とのインタビューで「平和を促進する立場がいい」と述べ、国連で働きたいとの意向を示した。
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